「なかよし」の弊害

ようこそ。

さて，今日は「なかよし」の弊害の
話をしましょうね。

このブログは火・木・土で更新します。

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なかよしとなかよし親子の違いの続きです。

「なかよし」の親子関係はよく
こうたとえられます。
「友達のような母親」「友達のような父親」

こう自分でおっしゃる保護者の方に
最近良く出くわします。

こういう親御さんは，自ら上下関係を
無くしてしまった親御さんです。それも
意識的に。

そういうご家庭では
親の価値観や人生観を子どもに押し付けることは
なさいません。
強制もなさいません。
何をするのも，自由です。

このようなご家庭で育った
お子さんは，とても自由に育っていますから
「自由な意思」を持つようになります。
しかし，「よい意思」は持ちません。
精神的な弱さが出てきて，無気力になりがちで
簡単に遅刻をしたり，宿題をしなかったり
自分が好む事にしか参加しようとしません。

また，その「自由な意思」が「わがまま」になると
いじめに走ったりします。

きちんとした家庭の信念や親の考えを
伝えて，一定の「我慢」を
教えなければわがままになります。
自分のわがままが通らなければ
そのストレスを
弱い者をいじめる方法で
発散させようとします。

じゃあ，わがままな生徒が増えるとどうなるか。

言わずもがなです。

最近は，親の権威が失墜しています。

「地震・雷・火事・親父」

最近の子どもは，何が怖いのか聞くと
「友達に裏切られること」と答えます。

長くなりました。

また次回！