話さない生徒

ようこそ。

さて,今日は「話さない生徒]の
話をしましょうね。

このブログは火・木・土で更新します。

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今回は,最近増えてきた「話さない生徒」の話を。

けっして対岸の火事ではありません。
確実にこういう生徒は増えています。

話さない生徒は,「場面緘黙」といわれます。
難しい漢字をつかいますが,ばめんかんもくと読みます。

自宅では,まったく普通に家族と会話できますが,
学校では,一言も発しません。

他にも,特定の教師とは
一切話さないけれど,そのほかの人とは
会話が成立する場合もあります。
これは,反抗とかではなく,
本当に口が開かない状況です。

男性の教師とは話さないけれど,女性の教師とは
会話が出来る場合もあります。
これも,場面緘黙です。
こういう場合は,担任を女性にして
さらに,そのクラスは教科担任もできるだけ
女性で組みます。


これまで,場面緘黙の生徒を何人か担任しましたが,
気長に生徒とかかわる事で
卒業時には,私とのコミュニケーションは
取れるようになりました。
しかしそれも,私と1対1の時だけです。
だれか一人でも,他の誰かがその場にいたりしたら
まったく口を開きませんでした。

なぜ場面緘黙になるのか,その原因はさまざまです。
一般に子どもの方の問題点として社会性が乏しいこと,
恥ずかしがり屋,自意識の過剰,劣等感
あるいは敵意の抑圧などがあります。
養育者側の問題として,閉鎖的な対人関係,
子どもの社会性を促進する事への消極性,
子どもに対する抑圧された攻撃,夫婦間の緊張や不和など
があげられますが,どれか一つが原因という場合は
少なくて,複合的な原因である事が多いようです。

中学校まで場面緘黙を引きずってしまうと
なかなか改善まで行きつけません。

いったん話す機会を失った生徒は
次に話すときに,周りの目を気にして
極度に緊張します。

最近のデータでは,0.2パーセントの生徒が
場面緘黙だといわれています。
500人に1人の計算です。

500人に1人どころか,
実際はもっとたくさんいます。
100人に1人は,最低でもいると思いますよ。

お子さんの学校での様子は,
ご存知ですか?学校での様子を家で話していても
学校では話していないという生徒もいますよ。

担任とこまめに連絡を取り合いましょう。
教育は共育だと,私は考えています。

では。